会社や組織に属さず働き始めた頃から、思い描いていた理想の一つに「1日3時間だけ働く」というライフワークバランスがありました。
しかし一向に叶えることができないまま早10年。もはや理想は現実の墓の中で、笑われるままその目を閉じるしかないと思われた時、ふとした出来事をきっかけに叶えることができました。それは思っていたものとは全く別の角度からの実現でびっくり仰天。
これまでの働き方と理想が実現できなかった背景
これまでの10年間の働き方をまとめておきます。
2013年〜 やりたいことが多すぎ期間

教員の仕事を辞めてからのぼくは、やりたいことが多すぎて動きまくっていた時期。
この時くらいからブログを始め、リサイクルショップをやったり、カンボジアで小学校建設の活動をしたり、マジで寝る間を惜しんでいろんなことやっていました。
2017年〜 好きなことだけで食えない貧困期間

ブログで最低限度の生活を守りつつ、好きなことを仕事にしようと模索した期間。
コーヒーショップやアパレルの立ち上げなどをしましたが、どれもうまくいかず資金が底をつくだけでなく、借金が膨らんでいきました。辛かった時代。
2019年〜 やりたいこととやるべきことの乱れ期間

何をやってもうまくいかなかった2年間から立ち直り始める時期。
彼女(今は奥さん)とやっていたお店が徐々に売り上げが伸びていくも、生活のためには自分自身が店頭に立って働く時間が多く、本当にやりたいことに時間が割けないことも多かった時期。
二人で一緒にやりたいことやっているはずなのに、葛藤が多くてたくさんケンカもしました。
2021年〜 得意なことで生きていく期間

「こんな感じの動画作れない?」という友人の一言がきっかけで、V字回復を見せ始める時期。
これまでの「好きなことで飯を食っていきたい」という強いこだわりを捨てて、得意なことでお金を稼ぎ、やりたいことをやれる時間を生み出すことにシフトしてから収入も幸福度も一気に跳ね上がりました。
好きなことに拘ったまま稼げないと、好きなことが好きじゃなくなりそうだったので、得意なことで生きていくように切り替えて本当に良かった。
2023年10月〜 1日3時間だけ働く期間

得意なこと(文章執筆・動画制作)を今も続けていますが、子どもが生まれたことで働き方がガラッと変わります。
詳しくは「新生児と過ごす在宅ワーカーの過ごし方」という1日のタイムスケジュールをまとめた記事でも書いていますが、仕事にかけられる時間がより限定的になったことで、ライフワークバランスが激変。
「これまで以上の成果をこれまでより時間をかけずに達成しつつ、円満な家庭を築くには?」ということを考え抜いた結果、家事・育児・仕事への時間の最適な分配として、1日3時間だけ働くという以前からの理想を実現できるようになりました。
理想の働き方を叶えられた要因
繰り返しになりますが、子どもが生まれたからです。
「子どもが生まれたら日常がもっと慌ただしくなるよ」「自分の時間なんて取れないからね」「あっという間に1日が終わる」「疲れ果てて子育て以外できないよ」みたいな言葉を先輩パパママたちから聞くことが多くて不安だらけだったのですが、結果として子どもがやってきてくれたことで日々の暮らし方や働き方を見直せたと思う。
家庭内でのタスクが増えた

- これまでほぼ98%奥さんにお願いしていたキッチン周りのタスクを分担するようになった
- 子どもの身の回りの世話をするようになった
- 家の中を快適に保つように心がけている
という感じで朝起きてからお昼くらいまでや、仕事終わりから寝るまでの時間はほぼ家のこと。
今のところ辛いとかめんどくさいみたいな感情はなくて、自分が作ったものを「おいしい」と言って奥さんが食べてくれると嬉しいし、気持ちよさそうに沐浴したりミルク飲み終わった後の満足げな子の表情は癖になるし、キレイな空間で過ごすと気持ちがいいので暮らしがますます楽しくなった感じ。
仕事は大事だけど優先度第1位ではない

仕事は大事。仕事をしないとお金が入ってこないので生きていけないからです。
だからといって仕事に追われて家族との今が大切にできないのも悲しい。なので、ケジメをつけて仕事と家庭の時間をしっかり設けたいというのが、子どもが生まれる前からの希望でした。
同じように子育ても大事。子どものことは大切に育てたいけど、日常全てを子育てに振り切ることはできない。自分にも自分の人生があるからです。かわいい我が子の子育てによって苦痛やストレスを感じるなら、家庭内が暗く辛くなってしまい本末転倒。
「俺は家族との明るい未来のために働いているし、生きているし、そのための今を生きたい!」という強い思いがあるので、どれかを優先して、他の何かが蔑ろになるのは嫌なのです。
仕事だけの人生も、子育てだけの人生でも嫌だ。それらは全て素晴らしい人生を構築する要素の一つであって全てではないのです。
この先の未来をどう生きたいのか
- 積極的に家事や育児に取り組みたい
- 母乳を出す以外全て父親の役割くらいの勢いでやりたい
- 子どもの行事には基本全て顔を出したい
- もちろん子どもが増えてもね
- 親戚周りの行事にも基本全て顔を出したい
- もちろん義実家関係にもね
- もっと収入を増やしたい
- 今の千円くらいの感覚で一万円使えるようになりたい
自分はどう在りたいのか
- 朝から晩まで働いている場合ではない
- 短時間集中
- 子育てに忙殺されている場合ではない
- 要領よく効率的にこなしていく
- 不健康な生活をしている場合ではない
- 酒、タバコやめてマジで良かった
- よく寝る、しっかり食べる、体を鍛える
つまり何が言いたいかというと

要するに、仕事も家事も育児も自分の好きなことも全部大事なのです。
どれか一つを選ぶなんて自分にはできないから、欲張って全部取りに行く。
その結果、仕事は1日3時間だけ集中して終わらせると、他のことにも時間や労力を使えそうという選択になりました。
果たしてこれが正解なのかはわかりませんが、人生はいつだって自分で決めた選択が正解になるように、あとは行動するだけ。
今までの1日の仕事を3時間で終わらせるためには、その時々のベストな選択を積み重ねることが重要。
具体的には
- 「今何の時間?」を明確にして、やるべきことをなるべく早く終わらせておく
- シングルタスクで、その時々で関係ないことはしない
- やるべきことを明確にしてそれ以外はやらない
- 気分で作業を選ばずやることリストの上から順に淡々と終わらせる
みたいなことを心がけた結果、仕事時間は1日の中で14時〜17時の3時間で終わらせられるようになりました。めでたい。
とはいえ、また変わっていくと思う

子どもの成長に合わせて生活リズムも変わっていくはずなので、多分今後も働き方はその都度変わっていくでしょう。
しかし、子どもが今までの生き方・働き方を見直すきっかけになってくれたのは事実。
いつどうなってもいいように、今に集中して今やれることを終わらせておきたい。目指せ、いつも暇そうな父ちゃん。