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【石岡市】つくばねオートキャンプ場の利用レビュー

先日、奥さんの友達がやっているカフェに行くために茨城県まで行きました。

その帰りに、筑波山の麓にある「つくばねオートキャンプ場」のオートサイトを利用してきたので、実際の写真などを添えながらレビューをしようと思います。

つくばねオートキャンプ場の宿泊料金や基本情報

つくばねオートキャンプ場は、茨城県石岡市にある人気のキャンプ場です。

住所:〒315-0155 茨城県石岡市小幡2132-14
電話:0299-42-2922
HP:https://tsukubane-camp.com
営業時間:8時30分〜17時30分
料金:フリー・こもれびサイト2,200円/オートサイト5,500円/ケビン16,500円〜
電源:一部あり
水道:あり
ペット:可
花火:許可制
オートサイト数:20

サイト

主にフリーサイト、オートサイト、ソロ向けのこもれびサイト、ケビンの4エリアに分かれています。

温泉

敷地内に入浴施設はありませんが、時間制限がないコインシャワー(1回300円)が使えます。

また車で5分程度の場所に「やさと温泉 ゆりの郷」があります。営業時間は10:00~21:00のため、その日の夕方に利用することもできますし、翌日10:00にチェックアウトしたあと帰り道に温泉を利用することも可能です。

支払い方法とキャンセル

予約方法は電話予約とWeb予約が可能ですが、日程変更は電話対応のみとなります。

支払いは現金以外にも各種キャッシュレス対応しています。公式HPには現金のみと書かれていましたが、クレジットカードで支払いが可能でした。

キャンセルは当日の3日前から50%、当日は100%発生します。

標高や気候

標高はおよそ300m。気温は石岡市中心(茨城県南部)より2〜3度ほど低くなることが多いようです。

夏でも薄手の羽織ものなど持っていくといいんじゃないでしょうか?

つくばねオートキャンプ場を利用してきた

実際に利用した日の様子です。

チェックイン

チェックインは14時から、駐車場入ってすぐの管理棟で行えます。

窓口が一つしかないので、チェックインする人が重なると少し待つことになります。

JAFの会員証を提示すると割引適用。

売店

管理棟の中には売店もあります。おかしや調味料などはもちろん、ガスや虫除けなどもあるので忘れ物をしても安心。

いいなあって思ったのがこれ。薪の量り売り。

大体のキャンプ場では500〜1000円くらいでまとめ売りしていますが、ここでは必要な分だけ買えます。1kg140円なので手ぶらで来て必要な分だけ買うのもよし、次回のキャンプ用にまとめ買いしておくのもよし。

ニャンキー

ニャンキーが出るらしく、食べ物と放置しておくとやられるらしい。さすが茨城。

我々はニャンキーに出くわしませんでしたが、日が沈んだ頃にイカれたマフラー音やドリフトでもしているようなタイヤのスリップ音が遠くから何度も聞こえました。さすが茨城。

オートサイト

今回はオートサイトの16番の区画。

2日目の朝

チェックイン時は日陰が多めですが、朝方は正面から日が登ってくるので対策が必要になります。

区画のサイズはおよそ10×10m。区画間は仕切られているものの、木が数本立っている程度なので、人によっては視線対策が必要になるかもしれないです。

隣のサイトとの間に電源があります。

炊事場・水回り

オートサイトの一角にある炊事場。

広い。流しの横に作業台があるので、隣の人のことを気にせず洗い物に集中できます。

一部水道は、給湯器のスイッチを入れたらお湯も出ます。汚れが落ちやすくなるのでありがたい。

炊事場の外には、焚き火台やBBQ用の網を洗う専用の水道が。そういったものはこちらで。

炊事場の奥にトイレ。多目的トイレを中心に左右に男女別れています。ウォシュレット・便座暖房付きでした。

ゴミステーション

管理棟目の前の駐車場エリアにゴミステーションがあります。分別をきちんと行なって利用させてもらいましょう。

オートサイトの炊事場内にもゴミ箱が設置されていました。

自販機横にはペットボトルや缶も捨てられます。便利。

炭や薪の燃えカスは消化を確認して専用の捨て場に。

コインシャワー

管理棟の奥にはコインシャワーがあります。ログハウスみたいな木のいい香りがしました。

ちなみにオートサイトからコインシャワーへ歩いて向かうと、修行みたいな坂を登る羽目になるのでお気をつけください。

シャワースペースはこのような仕切りで4つに分けられています。

元々はここでお金を入れて使う仕組みだったようですが、現在は受付で支払いを済ませてから使用する流れ。コイン投入口横の赤いボタンを押すとお湯が出て、もう一回押すと止まります。時間制限はないので、空いていればゆっくり浴びれます。

脱衣所には二箇所の洗面台。ドライヤーが完備されています。

ぼくらが訪れた日はコインシャワーを利用している人はあまり多くない印象で、皆さんテント設営後は車で5分ほどの「やさと温泉 ゆりの郷」へ行っていた模様。日本治安良すぎ。

つくばねオートキャンプ場の心霊現象や事件とは?

「治安」で思い出しましたが、つくばねオートキャンプ場で検索しようとすると「つくばねオートキャンプ場 事件」「つくばねオートキャンプ場 心霊」などの関連キーワードが出てきて戦慄します。

こういうキーワードが候補に出てくる原因としては、2017年にここの駐車場で起きた集団自殺が関連している模様。

心霊現象は特に聞かれず、検索結果は茨城県内の心霊スポットをまとめた薄い内容のサイトに飛ぶだけ。心霊スポットにつくばねオートキャンプ場は現場に血が流れることはありませんでした。安心してご利用ください。

つくばねオートキャンプ場のその他

こちらはケビン棟。小さな子連れグループなどがファミリーキャンプなどしており楽しそうでした。

こちらは管理棟裏のフリーサイト。車を乗り入れることにこだわらない人なら、こっちの方が見晴らしも良さそうで、管理棟(コインシャワー)にも近くて便利そう。

フリーサイト周辺にもトイレや炊事場はもちろん完備。

管理棟からオートサイトの方へ伸びる傾斜は林間広場。アスレチックなどがあり、子連れにはとても良さそう。

つくばねオートキャンプ場は首都圏からのアクセスがいい

つくばねオートキャンプ場は奥さんの実家のある埼玉から75kmほど。圏央道や常磐自動車道を使って訪れる人が多いと思いますが、距離もそこまで遠くなく渋滞も少ないのでアクセスしやすいおすすめのキャンプ場です。

我が家も里帰りがてら、年1回は来ることになりそうだねと話しているところ。

近所にスーパーなどはない

キャンプ場付近にはスーパーやホームセンターなど、キャンプに役立ちそうなお店はありませんでした。

事前に買い出しを済ませてくるか、県外から来る人は土浦北IC出口付近で探すと良さそうです。

スーパーはエコスやカスミ、ホームセンターやドラッグストア系はドンキやウェルシア、山新などがありました。

既述の通り管理棟の売店にいろいろあるので、最悪買い忘れてもなんとかなると思います。

まとめ

ということで、筑波山麓の自然の中でキャンプができるつくばねオートキャンプ場、おすすめでした。行った日はあいにくの曇り空でしたが、天気が良い日はとてもよく星が見えるそうなので「しばらく空を見上げていないな…」という都心の大人たちは絶対行ってみてください。