中古で買ったハイエースにセットされていたベッドキットの使用レビューです。
中古のハイエースに付いていたBASIC RVのベッドキット
今回買ったハイエースには予めベッドキットが取り付けられた状態で販売されていました。これが購入の大きな決め手。全長はおよそ170cm、幅は最大で152cmほどあります。
BASIC RVというメーカーのものです。新品で買うと14万円くらいするっぽいので、ハイエースを車中泊仕様にしようと思ったお金が少し浮きました。
左右それぞれに固定されているキットに、28×86(cm)サイズの板を6枚橋渡し的に置いて設置するタイプ。
板の暑さは3cmほどで裏面はこんな感じ。
側面のキットの天板を開けると、中に収納できるようにもなっています。
また左右それぞれリアゲート付近にはこのような小窓収納があります。地味に便利。
ハイエースのベッドキットBASIC RVの使用レビューやメリット・デメリット
実際にここで数泊してみて感じることをまとめておきます。
サイズ感
広くていいです。荷物もたっぷり詰めるし、ゴロゴロしても窮屈じゃない。
ベッドキット自体の長さは170cmなのですが、セカンドシートを倒せばセミダブルのマットレスを広げて二人でも普通に寝れます。
寝る専用スペースがあるってのは最高で、疲れたり眠たくなったらいつで寝れます。眠たいのにわざわざ運転席や助手席を倒して寝る準備したり、出発するためにベッド周りを整えてから出発する手間もないのでフットワーク軽く動けます。
寝やすさは段違い
寝やすさは間違いなくいいです。当初はシートを倒してフルフラットになる車を探していましたが、ベッドキットタイプにしてよかった。床がデコボコしたり、つなぎ目が気になることもないので朝までぐっすりです。
スペースも有効活用
ベッドキットの下に収納がスペースがあるので、ベッドスペースに荷物を置きながら体を捻って寝る必要もありません。
高さが決まっている
中には、好みに応じて高さを変えられるベッドキットもありますが、これは高さは固定。身長178cmのぼくがベッドキットの上であぐらをかいても頭は天井に当たらないので、高さが変えられなくても今のところ支障なし。
収納を二層に分けられる
ベッドとして寝るだけでなく、収納スペースを二段に分けて活用できるのもいい。たっぷり収納できて最高。
ただし下段の奥に取りに出しにくいので、デイキャンプなどの時は板を3枚ほど抜いて使っています。フロアレールほしいです。
まとめ:ベッドキットがあって本当よかった
そんな感じで、中古のハイエースに既存で設置されていたBASIC RVのベッドキットですが、寝心地良くて最高です。狭い車内で我慢したり、寝返り打てなかったり、車内であぐらもかきにくいような車にしなくて本当よかった。
寝るってのはリラックスの一環なので「狭い…」「寝にくい…」「動きにくい…」ってセリフが出るようでは本末転倒。楽しいはずの旅が、車内環境への文句でつまらなくならなくていいです。車中泊したいけど、どうせ寝るなら我慢なくちゃんと寝たいって人は大きな車を買って、ベッドキットつけることをおすすめします。