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【甲賀市】予約が取れないと噂の「かもしかオートキャンプ場」へ行ってきたのでレビュー

奥さん滋賀県の美容院へ行くことになったので、みんなで行って帰りにキャンプしてきました。

かもしかオートキャンプ場の予約が取れない理由

予約が取れないと口コミにあるほどのキャンプ場ですが、主な理由は以下の3点が考えられます。

  • 人気だから
  • サイトの数が多くないから
  • 予約開始日が決まっているから

人気だから

関西地方でトップクラスの人気を誇っているため、予約が殺到します。

人気の理由は

  • 全サイト電源付き広々としたスペース
  • 水回り(トイレ、シャワー、炊事場など)が清潔
  • 敷地内に天然温泉がある
  • 川遊びができるので子連れにも人気
  • ドッグランがあるのでペット連れにも人気
  • ジャグジーと川の交互欲でととのえるので週末は特に人気

などがあげられます。

サイト数がそこまで多くないから

人気に対してサイト数がそこまで多くありません。

そのため需要と供給のバランスが合わず、競争率は高め。

テントサイトは18箇所、キャビン付きサイトが10箇所、グループサイトが2箇所、テント不可のごろ寝サイトが3箇所とサイト数は30以下。

GWや夏休みなどみんながキャンプに行きたいタイミングはなおさら、この枠はすぐに埋まってしまいます。

予約開始日が決まっているから

「だったら今のうちから来年の夏休みの予約をしておこう!」と思ってもできません。

予約は3ヶ月前の1日から受付が開始されます。

宿泊希望日8月15日:予約受付開始は5月1日から

そのため、天気を見ながら行くか考えたい人や直前まで予定が決まりにくい人には不向きです。

行くと決めている人たちは、天候など気にせず三ヶ月前から予約を取るので、週末や連休などから埋まっていきます。

逆に平日休みの人などには繁忙期であってもチャンス。

かもしかオートキャンプ場へ行ってきたのでレビュー

そんな人気のキャンプ場の予約ができたので行ってきました。

当日のチェックインは大河原温泉のフロントにて

まずは大河原温泉のかもしか荘に立ち寄って受付を済ませます。

注意事項の確認や支払いに加えて、大河原温泉の大浴場を利用する場合は予約をしなくてはいけません。

フロント付近には花火くじ(希望の花火は選べず運次第)や売店があります。

フロント左奥にはキャンプやBBQグッズ売り場があるので、忘れ物があったらここに立ち寄ってみるといいと思います。

調味料やタッパー、ラップやアルミホイルな、電池など。

フロントの入り口にはニホンカモシカの剥製がいます。

サイトへ

支払い等を済ませたら再び車に乗り込んで指定されたサイトへ向かいます。

注意書きや敷地内のマップが印刷されたプリントを渡されるので迷うことなく行けます。

予約の際に車幅や車高制限がある旨が書かれていましたが、その意味がわかりました。

なるほど、確かに狭い。

サイトへ車を乗り入れる際はこのような橋の下を潜る必要があるので、車高2.5m以上の車は通れません。

ハイエースにルーフキャリアつけてストレージボックス積み込んでなくてよかった。

キャンプ場内は一方通行です。逆走注意。

曲がり角が狭かったりするので、車を停めた後も角や通路に荷物を置くと通行する人の邪魔になるので注意です。

今回はB3という場所でした。チェックインからチェックアウトまで日陰が多くておすすめ。

あと各サイトへの入り口にも段差があるので、ローダウンしている車も乗り入れできません。シャコタンのヤンキーが来ないので治安も良さそう。

サイト

全サイト電源利用が可能です。延長コードなどは持参しましょう。

サイトの地面は砂利っぽい感じ。

芝よりは硬いですが、ちゃんとしたペグハンマーを使えば問題なく打ち込めます。この日に合わせて新しいペグハンマー買ってよかった。

砂っぽい分、足元は汚れやすいので注意です。テントやテーブルなどの足回りも汚れやすい。

犯人。

キャビンサイトも人気

キャビンサイトもほぼ満室なんじゃないかってくらい人気がありました。二世帯で来たい人とか、キャンプしたいけどテント泊は抵抗ある人とか、子どもが小さい家庭などはおすすめだと思います。

川が気持ちいい

キャンプ場の目の前に野州川というキレイで浅い川が流れているのが最高。

川のせせらぎを聞いたり、火照った体を冷ましたり、魚を追いかけたり。深いところでも大人の膝下から太ももくらいなので子連れにも向いています。

猛暑の8月上旬に行きましたがキーンとするくらい冷たい。

共同施設

トイレと洗面所とコインシャワー。この日は利用客が多くほぼ満員だったので、これ以上近づいて写真を撮るのは憚られましたのでご容赦ください。

コインシャワーは利用していませんが、トイレはキレイでした。土足とスリッパの履き替えではなく、土足の上にスリッパを履くスタイル。ガリバー旅行記に出てきそうなスリッパがゴロゴロしていました。

洗い場。独立したシンクが6箇所。

お湯が出るのが最高で、汚れがキレイに落とせます。スポンジなどは備え付けあり。

週末限定のジャグジー。川とジャグジーの交互浴したら整いまくりそう。

自販機。昼の時点でロング缶は売り切れていました。酒飲み多め。

ハンモックがいっぱいあります。あと子ども向け遊具も何箇所か。

照明

トイレなどの共用部を除き照明はないので、暗くなった後は自分や周囲の人のランタン頼み。

周りが寝始めれば一斉に暗くなります。

とは言ってもコンパクトなライトが一個あれば困ることはなく十分やっていけます。

アブ多め

受付の際も注意するよう言われましたがアブが多いです。

なのでぼくはおにやんま君を仲間に加えて、ボディガードをお願いすることにしました。

全く寄ってこなくなるってわけではありませんが

おにやんま君がいない時:体に止まったり耳元で羽音が聞こえたりが何度も
おにやんま君がいる時:たまに寄っては来るけど体には近づかず引き返していく

という感じで効果が感じられます。さすが日本最大の肉食トンボ。

風呂遠め

入浴をしたい場合は受付をした大河原温泉まで行く必要があります。キャンプサイトからは上記画像の橋を渡って右側の建物が温泉になります。歩いて5分ちょい。

いつでも入れるわけではなくて、記述の通り受付時に時間帯ごとに予約をします。利用時間は1人1時間以内。

大人は800円。お風呂に入れるだけありがたいけど、他の場所と比較すると内容に対して800円は高いなと感じます。

予約でいっぱいと言われた時間帯ですが貸切だった

外内一個ずつの浴槽と4つほどの洗い場。なるほど狭いから人数制限かけているわけですね。

あとサウナはコロナが蔓延するから使用禁止だそうで、この辺はまだそんなものが流行っているんだ、と感じました。皆様方におかれましてはお気をつけください。

売店のアイスで取り扱っている池田牧場のアイスがおいしいと口コミにあったので風呂上がりに購入。

ちなみに最終の21〜22時に入浴する場合は、施設が22時に閉まるのでそれ以前に入浴を終えて建物から出るように促されただでさえ慌ただしいのに、売店の商品購入は21時40分までにお願いしますと言われました。

花火

手持ち花火に限り、指定場所で21時まで花火ができます。暗くなってからやろうと思うとお風呂の時間との兼ね合いもあり悩みどころです。

予約が取れないほどのかもしかオートキャンプ場を利用してみた感想

実際に利用してみて感じたことなどをまとめておきます。

過ごしやすい

標高は340mとそこまで高原ではないものの、よく晴れた8月上旬も夜は涼しく感じて寝やすかったです。

周囲がそこまで気にならない

利用した日は空きがないように感じるほどの利用者数でしたが、実際に自分たちの区画に入ってみるとそこまで密集した感じはなく、落ち着いてゆったりと過ごすことができました。

区画がはっきり分かれているので、前後左右とせめぎ合いをする必要もないので、ご近所トラブルも生まれなそう。

サイトによって日当たりはバラバラ

朝は川沿いから日が登ってくるので、川に向いているサイトの人たちやサイト周辺に木がない場所の人たちは朝早くから日差しに晒され撤収作業等が大変そうでした。

予約の際に細かな場所の指定はできないので完全に運ですが、ぼくらが利用したB3やお隣のB2などは木のおかげで日陰で過ごせる時間が多かったです。

料金が変動する

時期によって料金が変動します。今回利用したオートサイトのB区画は通常4,800円〜ですが、利用した日はハイシーズンということもあってか9,400円と倍近い料金設定。

前述した通り日差しの強いサイトだったらもっと疲弊しただろうし、わざわざ人の多い時期に高い料金で来るほどではないかなとは思ったので、予定調整できるのであればローシーズンや平日など人が少なくお安い時期を狙った方が満足度は高そう。奥さんとも「よかったけどまた来るならド平日にしましょう」という意見でまとまりました。

見方によっては料金によって結界を張って、変な客を寄せ付けないという見方もできるので、落ち着いて静かに過ごしたい人には向いていると思います。

多分次はコインシャワーで済ませると思う

お風呂も前述の通り、時間指定があって中も特別感はないので次回はコインシャワーでもいいかなと思っています。

時間の制限や他人から制約を受けたくないぼくみたいな人は、あまりのんびりできないと思う。

まとめ

ということで、予約が取れないほど人気と噂のかもしかオートキャンプ場の利用レビューでした。名古屋市内からは車で2時間弱。

  • 東海地方や近畿地方からアクセスしやすく
  • 涼しげで静かに過ごしやすく
  • 家族みんなで遊びやすいキャンプ場

をお探しであれば行ってみる価値があると思います。予約は電話か予約サイトなっぷのサイトからできます。

かもしかオートキャンプ場予約(なっぷに飛びます)
TEL:090-4218-0055