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大きな車を見に行って試乗したら気づいた時には買っていた

先日、奥さんと友人の将太と3人で出かけました。目的は中古車を見に行くことです。

ぼくがネットでたまたま見かけた100万円のリンカーン・ナビゲーターがほしくてたまらなくなって、将太に「見に行こう」とLINEしたら「明日見に行こう」って返ってきて、翌日見に行くことになりました。みんな暇かよ。

大きい車を見に行こう

こちらがリンカーン・ナビゲーター。かっこよすぎだろ。これで車中泊したりキャンプ行ったりしたい。8人乗りだし、後部座席フラットにしたら余裕で寝れる。10年落ち10万キロで100万円。買いでは?

ところが…車自体は非常によかったのですが、なんかお店が微妙でした。

まず全くもって、見せる配置に置いてくれていないんですね。来店予約もしたのに。

前後左右に他の在庫車がギッチリ埋まっていて、ぷよぷよかよって思いました。隣の色と重なって消えなくて良かったですね。俺が本気出したらシルベスタギムネマ茶どころじゃ済まないぜ。

ってな感じでドアやトランクを開けるのも一苦労なので、全然自由に試せない。

あと「見積もりの詳細ください」って言ったら、ネットで表示されている支払い総額より20万円くらい高くなっていて「総額とは?」と思いました。

ネット上には「法定車検・自動車税込み」って書いてあったのに見積もりには別で含まれていて、中古のアメ車を買うことよりも、この店から買うことの方が不安になったので一時退却。モザイクで隠してある部分はお店の情報です。いちゃもんつけたいわけではないので、特定しやすい情報は隠しておきます。

もう一件、大きな車を見に行こう

続きまして、将太がガリバーも見に行こうって言うので行きました。名古屋市には日本で一番大きなガリバーがあるのです。

車停めて降りた瞬間から満面の笑みで近寄って来られて「本日はどういったご要望でしょうか?」「候補に上がっているお車はありますか?」なんて言われても、ぼくの心はナビゲーターを超えるものがないと話にならないぜモードです。

「車中泊におすすめの車を探しています」「100万円のリンカーンよりもイケてるやつありますか?」「系列店舗じゃなくて今ここにある在庫で見れないと考えられないです」と言ってたら担当者さんが一生懸命考えてくれて出てきたのがこれ。

200万円のハイエース。バンタイプなので乗車定員は5名ですが、後ろにはベッドキットが組まれていて今すぐ寝れる。寝てみたら、ナビゲーターのセカンドシートとサードシートを倒してフラットで寝るよりも圧倒的に寝やすい。

奥さんが「私、こっちがよくなってきちゃった…安心感が違う」という言葉で「買え」と言ってきます。わかる。ぼくもこれいいなって思いつつ、どうしても引っかかるのが5名乗り。8人乗れてベッドキットくらい安定して寝れるやつがいいですって言ってみたものの「そんなのはないです」とのこと。ですよね。

すると将太が「まあ2家族でキャンプ行く時は、無理して一台で行かなくてもウチも車出せば別にみんなで行けるじゃん?大きな荷物はこっちに載せてよ」という言葉で「買え」と言っています。店員さんも「まあそうですね!2家族が1台で行っても全員この中で寝れるわけじゃないですし」とのこと。ですよね。

大きい車を買ったぞ

で、気付いた時には「買います」と言って契約書にサインをしていました。

ずっとやりたかったことをやろうと思って大きい車を買いました。車を買いたかったというよりも、日本で暮らすならいつ自然災害に巻き込まれるかわからないので、いつ何が起きてもも変わらず楽しく生きていくために、やっぱり車は必要だなと判断したので買いました。

車中泊仕様のハイエースを買ったので、車の中で生活ができます。これでもし急に家がぶっ壊れても、雨風凌いで眠りにつけます。現金一括で買ったので、万が一収入がなくなって家賃が払えなくなって、今の家を追い出されても雨風凌いで眠りにつけます。最高では?みんなもハイエースを買おう。