日本に帰ってきてからよく聞かれたことの一つが「車どうするの?」です。
車は便利な乗り物ですが、別になくてもいいものです。
それなのに、日本に住み始めたら車を持つこと=当たり前みたいな感じで「車どうするの?」って聞かれます。
そんなに言うならください。
車がなくても死なないと思っていた
実際に日本に帰ってきてからの4ヶ月は、なくても困りませんでした。
- 雨が降ったら出かけるの迷う
- ちょっと遠くへ再訪するのダルい
- 片道30分の区役所までバスで行って書類の不備があって再提出みたいな状況
- 物によっては店から家まで持ち帰れない
- 家の段ボールを頑張って捨てに行ったらリサイクルボックスがなくなっていて途方にくれる
とかはあったけど、車ないと死ぬ…って場面はゼロでした。
めんどくさい用事は、外出する日にまとめて処理すればほぼOK。
そんなぼくが、ついに車を買おうと思いました。
車があった方が死なないと思った
車を買おうと理由は、日本に住むとついて回る自然災害への対策です。
日本では毎年、規模は大なり小なりあれど、なんらかの自然災害が起きています。
そしてそれは、今までたまたま自分の身の回りで起きなかっただけで、この先いつ自分ごとになるかはわかりません。
だからこそ、災害に巻き込まれたとしても下を向いて絶望するのではなく、置かれた状況下でも前向きに生きていくためには車が必要になるなと感じました。
いわゆる日常生活を送るだけなら、車がなくても死にません。
でも、いきなり非日常にほっぽり出されたら、車があったら方が生きられると気がしました。
だから車を買おうと思いました。
明日突然、家がぶっ壊れても車があれば生きていける車がほしい
そういう理由で車を買うわけなので、何でもいいわけではありません。
真っ赤なオープンカーやガソリンぶちまけて走るようなイカついアメ車とか、実用性のない車は選びません。
これは過去だ。
ぼくが必要としている車は、単に走ればいいわけでもないし、かっこよさ重視でもない。
何があっても家族揃って生きていけることが重要。
- 大人数で乗れる座席数
- たくさんの荷物を積み込めるスペース
- 奥さんと猫と足を伸ばして寝られるフルフラット仕様
と言った条件のもとにフィットする車を検索していたら見つけてしまった。
アメ車じゃねえか!!!
選ぶ車の選択肢が全然成長してねえ!!!
自然災害が起きなければさらに楽しく暮らせる
ということで大きな車を買うことにしました。
買っても今後死ぬまでに、自然災害など心配事は起こらなければ超ラッキー。
ちっとも自然災害が起きないから、車なんて買うんじゃなかったとはなりません。
自然災害が起きてからでは遅いので、買っておけば憂いなし。
そして何も起きないなら、それはそれで今まで通り、いや今まで以上に日常を楽しめばいいのです。
そうだ、キャンプへ行こう。
あと、自宅の仕事部屋を抜け出して電源とWi-Fiとコーヒーグッズを持ってどこか自然の中でゆったり働いて、疲れたらそのまま昼寝をしても気持ちよさそう。
息抜きのつもりで人の多い観光地へ行っても疲れるし、混んでいるカフェで飲むコーヒーが本当においしいとは限らないし、隣のおばちゃんの聞きたくもない話が耳に入るのはつまらない。
そんなのリフレッシュしに行くつもりで、疲れに行っているだけじゃないか。
だったら、自然豊かな場所でのんびりできる方が穏やかな日々になる気がしませんか?しますよね?ありがとうございます。
ということで、今後は車を買って戸建て賃貸と車の二拠点生活を楽しもうと思います。
追記
買いました!
納車されました!