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ポータブル電源が話題になっているけど本当に買うべきなのか?

ポータブル電源を買うべきか悩んでこのページに辿り着いたかもしれませんが、悩む必要は全くありません。買うべきです。

この記事を書いている2023年のお盆期間は絶賛台風注意報発令中です。

新幹線などは計画運休をする見込みがある旨を発表するなど、各地で災害対策が行われています。

不要普及の外出を避けても、家が無期限停電するかもしれないのでポータブル電源を備えておきたいところ。

この記事では、ポータブル電源の必要性について語りつつ、実際に使ってみたメリット・デメリットについてまとめてあります。

ポータブル電源は全日本人が買うべき

日本各地で頻繁に自然災害が起こっていますが、巻き込まれても全く日常に影響はありません!という人以外は、ポータブル電源を備えておく必要があります。

理由としては、電源があれば守れるものが増えるかもしれないからです。

災害の直接的な被害から身を守れたとしても、日常生活に戻るまでは時間ががかるケースがあります。

そんな時に

  • 電源のおかげで寒さを凌げた
  • いつも使っているスマホで情報収集できた
  • お湯を沸かせて水分補給ができた

など電気があったおかげで生存率を上げたり、快適さを高めたりできます。

電気なんかなくても生きていけるぜって人以外は持っておくことをおすすめします。

ポータブル電源は、いつ買うべき?

ポータブル電源に限らず、災害用のアイテムは災害が起こる前に備えておく必要があります。

なぜなら巻き込まれてから「買っておけばよかった」と思っても遅いからです。

災害直後、近所のホームセンターなどではすぐに売り切れるでしょうし、ネットで注文しようと思っても災害が起きた場所まで物流に支障が出るかもしれません。

さらにはインターネットに接続しにくくなったりすることも考えられますし、そもそもスマホやパソコンの充電がなくなっていたら通販で注文することもできません。

なのでポータブル電源は災害に巻き込まれる前、つまりは「今すぐ」買うべきです。

ポータブル電源は、どれを買うべき?

いろんなメーカーがポータブル電源を出しているので、どれを選んだらいいか迷う人もいると思います。

家族構成や使い方で異なるとは思いますが選び方のポイントは、

  • 定格出力(W数)
  • サイズや重さ
  • 充電方法

などに着目するといいと思います。

我が家の場合は

  • 日常使いしている家電(電子レンジやドライヤーなど)も使える
  • バッテリーの容量が大きく繰り返し使える
  • 持ち運びがしやすくスリムな設計
  • コンセント以外からも充電ができる
  • 光が出せる

という点を特に重視して、Jackeryの1500 Proというシリーズにしました。

日常使いしている家電が使える

奥さんのことを考えて、定格出力の大きなバッテリーを選びました。

定格出力とは、安定して出力し続けられる電力量のことです。

使用したい電気機器の消費電力が、この定格出力を上回らなければ、日常で使っている家電がアウトドアシーンや避難所でも使えるようになります。

電気ケトルや電子レンジ、ドライヤーなど高出力な家電も使えるように選びました。

バッテリー容量が大きく、繰り返し使える

バッテリー容量は「Wh」で表示され、この数値が大きければ大きいほど、多くの電力を供給できます。

我が家の場合は1512Whなので、モバイルバッテリーなどに使われる「mAh」という単位に変換すると408649mAh。10,000mAhのモバイルバッテリー40個分なのでパソコンやスマホ程度なら何十回でも躊躇なく充電できます。

また、放充電サイクルが2,000回なので、一度買えば長く使えるのもよい。

持ち運びがしやすいスリム設計

ポータブル電源は家の中で使うだけではないので、持ち運びや設置のしやすさも重要です。

我が家が選んだJackeryの場合は、持ち手が可動式なので移動の際に持ちやすく、設置する際も本体からはみ出さずシュッと置いておくことができます。

コンセント以外からも充電ができる

ポータブル電源は、それ単体では発電できないので、あらかじめ充電しておく必要があります。

その充電の際にも、一般的なコンセントからの充電ができる時ばかりではないので、ソーラーパネルや車のシガーソケットから充電できるタイプだと便利です。

光が出せる

災害に巻き込まれて身動きが取れなくなってしまった場合、発見してもらうために有効な手段は音と光です。光を出すアイテムはポータブル電源でなくても、懐中電灯やランタン、スマホのライトなどがありますが、必ずしもそれらを持ち合わせているとは限りません。

だからと言って、身動きが取れない時にポータブル電源をいじれるのかは不明ですが、それでもやはり光を発することができる機能はあることに越したことはありません。

ポータブル電源を買うべきメリット

ここまで買いたことをまとめながら、ポータブル電源を持つメリットとデメリットにも触れておきます。

いざという時に役立つ

もう何度も書いていますが、地震や台風など自然災害の影響で停電しても、ポータブル電源があれば、安心して日常に近い暮らしが送れます。

携帯して避難所に持ち込むこともできますし、音が小さく排出ガスも出ないので、周りの人の迷惑になることなく利用することができます。

日常生活が豊かになる

「いざという時のためだけに買うのはちょっと…」「普段クラスだけならポータブル電源は不要」と考える人もいるかもしれませんが、ポータブル電源があると日常生活にも役立ちます。

例えば

  • コンセントから離れた場所でも電子機器類を使える
  • コンセントがない庭や駐車場などでも使える
  • ホームパーティーなどコンセントが不足しがちな時に使える
  • 家族揃ってリモートワークしたり親戚が集まった時でも複数人で使える

など使える場面がいっぱいです。

電気代を節約できる

充電方法を工夫すれば、電気代の節約にもつながります。

晴れた日にソーラーパネルを設置して給電したり、通勤などで車をよく使う人は運転中に車のバッテリーから行うこともできます。

貯めた電気を家の中で使えば、これまでより少ない電気代で変わらない日常生活が送れます。

アウトドアシーンが充実する

キャンプやBBQなどアウトドアを楽しむ人にもおすすめです。

不便を楽しむことを醍醐味とするアウトドアですが、その不便さから思わぬトラブルにつながることもあるので、いつでも電気が使えるようにポータブル電源を備えておけば暑さ対策、寒さ対策、熱中症対策などあらゆるトラブルに対応することができます。

ポータブル電源を持つデメリット

一方で、デメリットも少なからずあるのでまとめます。

それ単体では役に立たない

選び方のポイントでも書きましたが、ポータブル電源はそれ自体に発電力はないので、本体の電池容量以上の活用はできません。

持ち出しには注意

サイズにもよりますが、ポータブル電源は重たいものが多いので、持ち出しの際にはそれなりに負担がかかります。

価格

こちらもサイズや機能によりますが、ポータブル電源は数万円〜数十万円するので買う時に躊躇するかもしれません。

まとめ:それでもポータブル電源は少し先の未来を救うので買うべき

ということでポータブル電源を買うべき理由と、買ったことで得られるメリット・デメリットについてまとめました。

ポータブル電源は日常になくても困らないし、買う時高いし、持ち出すのに重たくて大変という側面もありますが、一度買ってしまえば長く使えて、あらゆる場面で役に立ち、自分や大切な人を危険から守ることができるので、災害の多いこの国で暮らす以上は買っておくべきアイテムだと言えます。